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SEO改善をAIで自動化する方法|Codexで回す3ステップ
AIを使って、自分のホームページやサービスページを作った方は増えています。ところが、公開したあとはそのままになっていないでしょうか。検索から人が来ているのか分からない。記事や説明を足したいけれど、何を足せばいいのか決められない。日々の仕事に追われて、気づけば数か月たっている。そんな声をよく聞きます。
検索順位を調べて、ページを直して、また結果を見る。SEOの改善はこの繰り返しです。ただ、毎回これを自分でやるのは結構大変です。調べ方を思い出すところから始まり、何を直したのかも忘れてしまいます。
僕はAI企業研修とAIスクールを運営していて、サイトを作ったあとの育て方の相談も受けます。そこでおすすめしているのが、SEOの改善をAIに定期実行させる仕組みです。
この記事では、Search ConsoleのデータとCodex(GPT-6 Astra)を使って、SEOの改善を「調べる・直す・確かめる」の3ステップで回す方法を説明します。AIに任せる範囲と、自分で決める範囲の分け方も紹介します。
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SEOの改善をAIで自動化する3ステップ

AIでSEOの改善を自動化するときに、やることは3つです。
- 調べる:Search Consoleで、今どんな言葉で検索され、何位に表示されているかを確認する
- 直す:検索されているのに順位が伸びていないページに、読者が知りたい情報を追加する
- 確かめる:変更内容を記録して、まず1週間後に状況を確認する
一度に扱うキーワードは1つに絞ります。複数のキーワードを同時に直すと、どの変更が結果につながったのかが分からなくなるからです。1週間たってもまだ判断できなければ、無理に直さず観察を続けます。
この流れを定期実行にしておけば、毎回自分で同じ指示を出す必要がなくなります。
ただし、これで検索1位になれるわけではありません。大事なのは「検索した人が何を知りたいか」です。その疑問に答える改善を続けることが、SEOの基本になります。Googleも、読者に役立つ信頼できる内容を作るよう案内しています(Google検索セントラル|ユーザー第一のコンテンツ)。
始める前に知っておきたい「検索意図」

AIに「SEOをよくして」とだけ頼むと、説明文を少し変えたり、キーワードを足したりして終わることがあります。これでは、検索した人の疑問は解決しません。
そこで、検索クエリと検索意図を分けて考えます。検索クエリは、検索窓に入力された言葉です。検索意図は、その言葉で検索した人が知りたいことです。たとえば「SNS運用代行 料金」と検索する人は、いくらでどこまで頼めるのかを知りたいのでしょう。この場合は、料金の決まり方や料金に含まれる作業を書く必要があります。
「美容室」という言葉を本文に足すだけでは、美容室のオーナーの疑問は解決しません。どんな投稿を、どのくらいの頻度で作るのかまで書くと、依頼するかどうかを判断しやすくなります。キーワードと答えは、セットで考えてください。
ステップ1:Search Consoleで現状を調べる

最初に、改善するページを1つ決めます。サイト全体を一度に直そうとすると、何から手をつけるか決められなくなるからです。主力サービスのページや、相談につながるページを選び、そのページで増やしたい行動(相談の予約や購入など)も決めておきます。
次に、Search Consoleの検索パフォーマンスを開いて、次の順に確認します。
- 期間を「28日間」、検索タイプを「ウェブ」にする
- 1ページを調べるときは、ページのフィルタで対象URLを指定する
- クリック数・表示回数・CTR・平均掲載順位の4つをオンにする
- 画面下の「クエリ」タブで、表示された検索語と順位を見る
- 右上の「エクスポート」からCSVをダウンロードして保存する
CSVは取得日ごとにフォルダを分けて保存しておくと、あとで比べるときに迷いません。集計期間や対象URL、フィルタの条件もメモしておいてください。
Search Consoleで分かるのは、自分のサイトが表示された検索の実績だけです。まだ表示されていない検索候補は分かりません。そこは次のステップで、AIに調べてもらいます。
ステップ2:Codexに調査させて、直す内容を決める
現状が分かったら、CodexでGPT-6 Astraを選び、SEO用のフォルダを開きます。保存したCSVを読ませて、検索する人について調べてもらう段階です。
このとき、いきなり文章を書き換えさせないでください。先に「どんな検索をする人に、どの情報が必要で、それをどのページで伝えるべきか」を理由付きで提案してもらいます。Codexに伝えるのは、サイトのURLと提供しているサービス、届けたい相手と増やしたい行動、それにSearch ConsoleのCSVの3つです。まだデータがなければ「データなし」と伝えれば、調査から始めてくれます。

返ってきた調査結果は、3種類に分けて受け取るのがコツです。Search Consoleで確認した「実測」、実際に検索してページを読んで確かめた「検索調査」、まだ確かめていない「仮説」です。AIが挙げた検索候補に、すべて検索需要があるとは限りません。検索ボリュームを測っていないなら、AIに数字を作らせず「未確認」と書かせてください。
提案の中から、最初に試す改善案を1つ選びます。選ぶ基準は3つです。見込み客につながるか。自分の経験や事例で説明できるか。今ある情報と編集環境で実行できるか。この3つを満たす案から始めてください。
案が決まったら、Codexに下書きを作ってもらいます。HTMLのファイルがある場合は、元のファイルを残したまま、コピーした場所で修正させます。WordPressなどを使っている場合は、貼り付け用の原稿と、変更する場所の手順を作ってもらえば足ります。料金や実績、提供範囲などの事実は、公開前に自分で確認してください。
ステップ3:変更を記録して、定期実行で確かめる
ページを公開したら、変更の記録を残します。対象URL、公開日、変更した内容、狙う検索意図、確認する指標、次の確認日を書いておけば十分です。この記録がないと、あとで数字が動いたときに、何が原因なのかを判断できません。
そのうえで、毎週の調査とレポートを定期実行に設定します。Codexに「毎週月曜日の午前9時に、私のサイトのSEOを確認して」と頼み、対象サイト、CSVの保存先、変更履歴の場所、レポートの保存先を伝えます。毎回のレポートには、最新の数字と前回との差、前回の変更内容、関連する検索候補の調査、次の改善案を1〜3件入れるよう指示してください。

ここで、AIに任せる範囲をはっきり決めておきます。定期実行で自動にするのは、調べて提案するところまでです。どの案を採用するか、いつ公開するかは、レポートを読んで自分で決めます。
もう1つ気をつけたいのは、定期実行してもSearch Consoleのデータは自動では取り込まれない点です。読み込むのは、フォルダに保存済みのCSVです。最新のデータを使うには、新しいCSVを自分で保存するか、APIでデータを取り込む仕組みを別に用意する必要があります。新しいデータがないときは「最新データの追加が必要」と報告させ、古い数字を最新として扱わせないでください。

レポートを読んだら、状況に応じて次の一手を決めます。表示はあるのにクリックが少ないなら、タイトルや検索結果での見え方を見直します。数値が少ない、公開から日が浅いといった場合は、結論を保留して観察を続けるのが妥当です。毎週確認しても、毎週ページを書き換える必要はありません。
事業での活用例
SNS運用代行・Web制作のフリーランス
自分のサービスページを改善対象にすると、料金ページや事例ページに何を書けばいいかが見えてきます。「料金」で検索する人には料金に含まれる作業を、「初心者」で検索する人には相談から開始までの流れを、というように、検索意図ごとに追加する場所を分けられます。
美容室・店舗
お店のサイトでは、どんな言葉で検索されて来店につながっているかを確認できます。ただし、対応していないメニューやサービスを、できることとして載せてはいけません。お客さんの事例を載せるときは、掲載の許可をもらったものだけを使ってください。
コンサル・講師業
自分の専門分野で、どんな疑問を持つ人が検索しているのかを毎週のレポートで把握できます。読者の疑問が分かると、相談前に伝えるべき情報や、よくある質問の中身も決めやすくなります。
つまずきやすい点
AIが作った数字や実績を、そのまま載せないようにしてください。Codexへの指示では、検索ボリュームや実績、料金、順位の上昇を創作しないよう明記しておきます。
いつ効果を判断すればいいかは、サイトの状況やデータの量によって変わります。何日で結果が出るとは言えないので、公開日を記録しておき、比較できる期間とデータがそろってから判断してください。比べるときは、期間の長さ、ページ、検索タイプ、国、デバイスの条件をそろえます。順位が動いただけで「今回の修正が原因」と決めつけないことも大切です。
手元のフォルダを使う定期実行では、実行する時間にパソコンが起動していて、アプリが動いている必要があります。画面や機能は2026年10月時点のもので、アプリの更新で変わることがあります。
まとめ
AIでサイトを作ったら、次は公開したあとも育てる仕組みを作る段階です。Search Consoleで調べ、足りない情報を1つ足し、記録して確かめる。この3ステップを定期実行にすれば、毎回同じ指示を出す手間がなくなります。AIに任せるのは調査と提案と下書きまでで、何を採用していつ公開するかは自分で決めます。
まずは今日、改善するページを1つ決めて、Search Consoleでそのページの検索語を確認するところから始めてみてください。
よくある質問
Q.Search Consoleのデータがなくても始められますか?
A.始められます。AIにサイトとサービスの内容を読ませ、関連する検索候補や読者の疑問を調べるところから進めてください。数字の裏付けがない提案は仮説として扱い、公開後にデータを集めて確かめます。
Q.コードが分からなくてもできますか?
A.調査、改善案、本文の下書きまではできます。サイトへの反映方法は、HTMLを直接編集するか、WordPressなどのCMSを使うかで変わります。分からない場合は、原稿と反映の手順をAIに作ってもらってください。
Q.記事をたくさん作れば、SEOはよくなりますか?
A.記事の本数だけで評価が決まるわけではありません。まずはお客さんの役に立つ内容を用意し、既存のページと役割が重ならないかを確認します。数を増やすより、検索意図に合った内容を整えることを優先してください。
Q.定期実行にすれば、Search Consoleのデータも自動で取り込まれますか?
A.取り込まれません。定期実行で読み込むのは、フォルダに保存済みのCSVです。最新のデータを使うには、新しいCSVを自分で保存するか、APIなどでデータを取り込む仕組みを別に用意してください。


