AI動画生成
AIインフルエンサーの作り方|Higgsfieldで始める5ステップ
SNSで発信を続けたいけれど、顔を出すのには抵抗がある。動画を撮る時間も、出演してくれる人もいない。個人で事業をしている方から、こうした悩みをよく聞きます。
そんな中、Instagramでは実在しない人物が主役の動画が増えています。顔も服装も、すべてAIで作られたキャラクターです。海外では、フォロワーが10万人を超えるAIキャラのアカウントもあります。
さらに最近は、こうしたAIキャラの動画に企業がスポンサーとしてつく仕組みも出てきました。企業のお題に沿って動画を投稿すると、再生数に応じて報酬が支払われるというものです。
この記事では、AIインフルエンサーの作り方を、Higgsfieldという動画生成サービスを使って5つのステップで説明します。キャラの作り方と動かし方に加えて、スポンサーつきの企画に参加するときに確認しておきたい条件も紹介します。
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AIインフルエンサーの作り方は5ステップ

AIインフルエンサーを作って投稿するまでの流れは、次の5ステップです。
- キャラを作る:Higgsfieldの「AIインフルエンサー」で見た目を選んで生成する
- 動かす:Genjutsuという機能で、元の動画と同じ動きをキャラにさせる
- アカウントを準備する:Instagram、Facebook、TikTokに投稿用のアカウントを作る
- 応募する:Launchpointというサービスで、スポンサーつきの企画に応募する
- 投稿する:条件を確かめて、3つのSNSに同じ動画を投稿する
キャラ作りと動画づくりは、すべてHiggsfieldの中で進められます。動画の主役はAIキャラなので、顔出しは要りません。ステップ1と2だけなら、企画に参加しなくても自分のSNS用のキャラ作りとして試せます。
この記事の情報は、2026年10月3日時点の企画ページとブリーフ(企業が出している投稿の指示書)をもとにしています。報酬や条件は変わることがあるので、応募の前に最新の内容を確認してください。
ステップ1:Higgsfieldでキャラを作る
Higgsfieldにアカウントを作ったら、画面上部のメニューから「AIインフルエンサー」を開きます。左側にキャラを作るための設定パネルが出るので、パネル上部のタブが「インフルエンサービルダー」になっていることを確認してください。

パネルでは、キャラクタータイプ、体格、ヘアスタイル、顔のパーツ、服装やアクセサリーなどを選べます。写真のアップロードは省略できるので、最初は項目を選ぶだけで試せます。選び終わったら「生成」を押してください。気に入るまで、設定を変えて何度でも作り直せます。無料プランでも試せますが、生成できる回数には上限があります。
覚えてもらえる見た目にする
企画のブリーフが勧めているのは、誇張した顔立ち、一目で分かるシルエット、決まった服装を持つキャラです。Instagramで見かけるAIキャラも、変わった髪型や体型のものが多く、一度見ると覚えてしまう見た目をしています。
キャラは1体に決めて、すべての動画で同じキャラを使います。顔、髪型、服装を動画ごとに変えると、見る人に覚えてもらえません。生成した画像は次のステップで使うので、保存しておいてください。
ChatGPTのアプリからも作れる
ChatGPTにHiggsfieldのプラグインを追加すると、チャットでキャラを頼むこともできます。スマホのアプリなら、メニューの「Plugins」からHiggsfieldを探して追加します。

追加できたら、「顔は細長く、髪型は高く盛ったピンク、服装は古着のジャケット」のように、見た目を具体的に伝えて頼みます。ただし、後で紹介する企画では、キャラを「Higgsfield AI Studioで作る」と指定しています。企画に出すキャラは、Higgsfieldのサイトで作るほうが確実です。
ステップ2:Genjutsuでキャラを動かす
Genjutsuは、元の動画から人の動きを読み取り、自分のキャラに同じ動きをさせる機能です。話題になった動画の動きを元にすれば、主役を自分のキャラに置き換えた動画を作れます。

- AIインフルエンサーの画面で、左パネル上部のタブを「モーション」に切り替える
- 「HIGGSFIELD GENJUTSU」の下にある「モーション転送」を選ぶ
- 「モーション抽出用のリファレンス動画を追加」に、元の動画をアップロードする
- 「キャラクター、商品、服を追加」に、ステップ1で作ったキャラの画像を入れる
- モデルが「Higgsfield Genjutsu」になっていることを確認して、「生成」を押す
元の動画の長さは4〜30秒です。人物の全身か上半身の動きがはっきり映っている動画を選ぶと、きれいに仕上がります。自分で撮った動画も使えます。他人の動画を元にする場合は、権利と各SNSのルールに気をつけてください。
生成できたら、元の動画と並べて見比べます。顔が崩れていたり、動きが不自然だったりしたら、元の動画を変えて作り直してください。AIで作った動画の演出を詰めたい方は、AI動画のプロンプトのコツをまとめた記事も参考になります。
ステップ3〜5:スポンサーつきの企画に参加する
AIキャラの動画にスポンサーがつく仕組みとして、動画で紹介したのがLaunchpointです。Launchpointは、企業が出している企画に参加して動画を投稿し、再生数に応じて報酬を受け取れるサービスです。今回の企画は「THE AI INFLUENCER INVASION」という名前で、Higgsfieldで作ったAIキャラの動画が対象です。

報酬の決まり方
報酬の基準は、1,000回再生あたり1ドルです。計算は段階制で、1つのSNSで1万回再生されたところから支払いが始まり、上限は1本あたり2,000ドルです。段階と段階のあいだの再生数は、下の段階の金額で計算されます。
同じ動画を3つのSNSに投稿しても、報酬は合算されません。いちばん再生されたSNSの数字をもとに、1本につき1回だけ支払われます。対象になるのは、企業に承認された動画だけです。再生数は約束されるものではないので、報酬が出るかどうかは動画の出来と反応しだいです。
ステップ3:投稿用のアカウントを準備する
この企画は、企画のために新しく作ったアカウントから投稿する決まりです。Instagram、Facebook、TikTokでそれぞれ新しいアカウントを作り、3つすべてのプロフィール文をブリーフで指定された文言にします。普段使っている事業用のアカウントは使えません。
ステップ4:Launchpointで応募する
Launchpointにログインし、企画の一覧から「THE AI INFLUENCER INVASION」を開いて「応募する」を押します。応募の画面では契約書に署名します。契約書には投稿頻度の条件や、報酬の対象外になる投稿の種類も書かれているので、署名の前に全文を読んでください。応募後は企業の審査があり、承認されたらアプリの案内に沿って手続きを済ませます。
ステップ5:条件を確かめて投稿する
報酬を受け取るには、ブリーフの条件をすべて満たす必要があります。主な条件は次のとおりです。
- キャラはHiggsfieldのAIインフルエンサーで作り、全動画で同じオリジナルキャラを主役にする
- 動画はすべてGenjutsuで作る
- 3つのSNSのプロフィール文とキャプションに、指定の文言を入れる
- 映画やアニメなどの既存キャラや、そのそっくりさんを使わない
- 収入や成果を約束する表現を入れない
ブリーフには、応募と支払いの対象は「承認されたTier 1の国に住むクリエイター」とあります。2026年10月3日時点の案内では日本に住んでいる人も対象とされていますが、応募の前に企画ページで最新の条件を確かめてください。報酬は事業の収入になるので、金額によっては確定申告が必要です。
事業での活用例
AIキャラの作り方は、スポンサーつきの企画以外にも使えます。ここでは、フリーランスや個人事業主の仕事に当てはめた例を3つ紹介します。
動画編集・映像制作のフリーランス
Genjutsuを使えば、撮影なしで「同じ動きを別のキャラで再現する」映像を作れます。自分で作ったキャラの動画をいくつか用意しておくと、AI動画の制作を提案するときの見本になります。企画に参加して、反応を見ながら作り方を磨くこともできます。
店舗・教室の運営者
美容室や料理教室などで、スタッフが顔を出さずにSNSを続けたい場合は、お店のオリジナルキャラを作る方法があります。キャラの見た目と動きで覚えてもらえれば、顔出しをしなくても発信を続けられます。ただし、AIキャラであることは隠さずに伝えてください。
デザイナー・イラストレーター
覚えてもらえるキャラには、一目で分かるシルエットや決まった服装が必要です。これはデザインの仕事と相性がよい部分です。Higgsfieldで見た目の案を何通りも出し、その中から方向性を決める使い方ができます。制作の下準備としてAIで案出しをしたい方は、BlenderとClaudeで動画の設計図を作る記事も参考にしてください。
始める前に知っておきたい注意点
1つ目は、AIキャラを実在の人として見せないことです。視聴者をだますような見せ方は、企画のルールでも各SNSのルールでも問題になります。
2つ目は、既存のキャラクターに似せないことです。名前を変えたり少し手を加えたりしても、オリジナルとは認められません。最初から自分で考えたキャラを作ってください。
3つ目は、費用です。Higgsfieldは無料プランでも試せますが、生成できる回数に上限があります。たくさん作る場合は有料プランを検討してください。コメントへの自動返信ツールなどを使う場合も、機能によっては有料です。
まとめ
AIインフルエンサーは、Higgsfieldでキャラを作り、Genjutsuで動かすところまでなら、顔出しも撮影もせずに試せます。スポンサーつきの企画に参加する場合は、専用アカウントの準備や指定の文言など、ブリーフの条件をすべて満たす必要があります。報酬は再生数しだいなので、まずは作る過程を楽しめるかどうかを確かめるのがおすすめです。
最初の一歩として、Higgsfieldの「AIインフルエンサー」でキャラを1体作ってみてください。見た目が決まったら、Genjutsuで短い動画を1本作るところまで進めてみましょう。
よくある質問
Q.AIインフルエンサーを作るのに顔出しは必要ですか?
A.必要ありません。動画の主役は、Higgsfieldで作ったAIキャラです。自分の写真をアップロードしなくても、項目を選ぶだけでキャラを作れます。
Q.Higgsfieldは無料で使えますか?
A.無料プランでも試せますが、生成できる回数に上限があります。たくさん作る場合は有料プランを検討してください。
Q.同じ動画を3つのSNSに投稿したら、報酬は3倍になりますか?
A.なりません。THE AI INFLUENCER INVASIONでは、いちばん再生されたSNSの再生数をもとに、1本につき1回だけ支払われます。
Q.普段使っている事業用のアカウントで投稿できますか?
A.この企画では使えません。企画のために新しく作ったアカウントから投稿する決まりです。企画に参加せず、自分のSNS用にキャラを作る場合は、この限りではありません。
Q.日本から参加できますか?
A.2026年10月3日時点の案内では、日本に住んでいる人も対象とされています。条件は変わることがあるので、応募の前にLaunchpointの企画ページとブリーフで最新の内容を確認してください。


